gogoroとは??聞いた事がない方も多いと思いますが、GO SHAREが取り扱っているgogoroは電動バイク業界のテスラと言われています。さぁーgogoroとは何かチェックしてみましょう~
gogoro とは?
設立は2011年4月にされたベンチャー会社であるgogoro。台湾で活動している企業であり、事業内容はバッテリー交換式EVスクーターの製造・販売、及びバッテリー充電ステーションを核としたエネルギーサービス事業です。2019年の現在では、世界で一番電動バイクを販売している会社になります。主要株主は台湾の投資会社や東南アジアで投資をしているTemasek、ヨーロッパの大手電力会社のENGIE、USAではゴア元副大統領投資会社等・・・とすごいメンバーを揃えております。日本勢ではパナソニックや住友商事がgogoroに出資をしています。

gogoro
事業概要
電動スクーター事業
二輪車の電動化に関しては、①航続距離の不安、②充電時間、③バッテリーの高イニシャルコストが全世界で普及の障壁となっています。gogoroはバッテリー交換式EVスクーターを製造・販売し、スクーターのバッテリーを6秒で交換できるバッテリー充電ステーション(Go Station)を街中に配置させ、モバイルバッテリーの利用サービスを月払いの課金モデルにて提供することで、これらの障壁を全て克服するモデルを台湾で構築しました。このモデルが台湾で大当たりしました。こちらが、gogoroのGo Stationでバッテリー交換。

電動バイクのバッテリー交換
gogoroはそのデザイン性の高さとアイデアの斬新さからEVスクーター業界のテスラと言われており、販売台数は、直近では台湾及びドイツ、フランス、スペイン、日本にて累計約50,000台に達しています。Go Stationは台湾全土に約1000台設置し、台湾全土の地域カバー率は約80%に達している。今後は、二輪車の市場規模が大きく、排気ガス等の公害が喫緊の課題となっている東南アジア市場を中心に、EVスクーター事業の横展開を図っていく予定としている。どこまで電動スクーターが広がるかが楽しみな企業です。
エネルギーネットワーク事業
gogoroはEVスクーター事業の拡大をその通過点として位置づけおり、エネルギーネットワーク構想を将来の事業戦略の核としています。広範囲に分散したモバイルバッテリーとGo StationをIoT(Internet Of Things)技術でコネクテッド化させた巨大なネットワークを「エネルギーネットワークインフラ」と捉え、そのインフラを他社にも開放することで、多様な事業者へエネルギーサービスの提供を検討している企業です。こちらが、gogoroの最大の目標ですね。最終的には、バッテリーを活用し、再生可能エネルギーを増やしてい行きたいという目標があります。
モビリティ分野では、スクーターユーザのみならず、複数の小型EVメーカーとモバイルバッテリー及びGo Stationの共通化を図る事で、ユーザー数を増やすことを狙っていますが、こちらはまだまだ検討段階で、gogoroの電池にあった小型EVは未だに出てはいません。また、モビリティユーザーばかりではなく、電力会社、工場や商業施設業者へのサービスに当該インフラを有効活用することで経済性を成り立たせることも検討しています。

太陽光を設置したGo Station
gogoroの強み
EVスクーターとGo Station、及びモバイルバッテリーがコネクテッド化されることで、ユーザーは、航続距離や充電時間を気にすることなく、自由に移動をすることが可能となります。またこのコネクテッド化されたシステムによって、ユーザーの使用状況に応じた最適な課金プランの提供やスクーターの盗難防止等に役立っているのです。
ユーザーはスマホを通して、開錠や施錠が遠隔で出来るのみならず、バッテリー交換や正規サービスショップでのメンテナンスの事前予約が可能であり、デザイン性だけでなく、高い利便性を提供していることで、ユーザーの満足度は極めて高くなっています。
また、このシステムは、遠隔操作でGo Stationの利用を停止しスクーターのスタートを制限することで、車両の価値を瞬時に無価値にすることが出来るとのことです。これらの機能は、過去の与信実績に依存しない新たなファイナンスモデルを確立し、与信可能層を拡大させられる可能性を秘めており、東南アジア等の信用力の足りない顧客層にも、販売やリースが出来る可能性を秘めています。
GOSHARE
如何でしょうか?gogoroの理解が高まったでしょうか?そんなgogoroの電動スクーターに乗れるのは、日本では石垣島!!だけ。石垣島でgogoroに乗ってみませんか?

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